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抽象絵画に全身全霊で打ち込み、55歳で亡くなるまで、多くの作品を生み出した画家のいわば評伝ですが、批評はほんの少しです。
命の尽きるまで青年の清らかさと情熱を持ち続けた芸術家の息吹を伝えるため、本人が書いた日記、手紙、報告文をとりあげました。
ドイツで出会った、日本人のお二人。
奥さんの方が積極的だったのか、めでたく結ばれます。
ご主人は抽象絵画を目指す芸術家、奥さんは得意なドイツ語を現地で試そうとする教養者でした。
出会い、結婚生活、出産など、人生の主な舞台は、外国・ドイツだったのです。
ドイツで生まれた男のお子さんは、両親の日本語を先ず覚え、次にドイツの子どもたちの言語を覚えたのでしょう。
早世されたご主人の人柄や業績が分かる本書は貴重です。
ご主人亡きあと那須弘一美術館を建て、ドイツでの活躍を日本でそのまま遺すなど、ひとりの女性の愛の力に勇気づけられます。(60代 男)
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