幻想と怪奇 4

特集:吸血鬼の系譜スラヴの不死者から夜の貴族へ

幻想と怪奇

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出版社
新紀元社
著者名
牧原勝志
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2020年12月
判型
A5
ISBN
9784775318720

スラヴ地方を中心に古くから広範に伝わる、よみがえる死者の伝説は、ワラキアの「串刺し公」ヴラド三世(1431?〓76)と融合され、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』(1897)となった。その後、さまざまな分野での追随作品は数かぎりなく、吸血鬼たちは時代につれ、あまりに馴染み深すぎる存在になっていった。だがそれでも、かれらがもたらす恐怖と蠱惑は、今も潜んでいる――そう、私たちのすぐそばに。
 今夜は出かけてみませんか。ひさしぶりに昔の友に〓〓恐るべき、しかし愛すべき、夜の貴族たちに会うために。

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