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★2021年度「日経品質管理文献賞」受賞
【株式会社ジーシーのご紹介】
株式会社ジーシー(以下、「ジーシー」といいます。)は、歯科医療総合機材メーカーとして、世界レベルの高品質な歯科材料製品や歯科用ユニット(診療台)などの開発・製造・販売までを手がけています。材料分野・機械分野ともに開発・製造できるメーカーは少なく、歯科医療全体を製品開発と供給の両面から支えています。歯科材料分野においては国内トップシェアをキープするとともに、世界市場においてもトップグループに位置しています。
【概要】
~「輸出こそ中小企業の生きる道」と捉えた企業における品質経営!~
そのような特色のあるジーシーは、1990年代半ばには早くもISO 9001を取得するとともに、2000年にはデミング賞受賞、2004年には日本品質管理賞(現・デミング賞大賞)及びISO13485取得など、品質経営に非常に意欲的な企業でもあります。また、海外進出の取組みも早く、製品の輸出にとどまらず1970年代から現地化を目指す取組みを始めており、積極的にグローバル企業としての歩みをすすめています。
?本書では、世界的な歯科医療総合機材メーカーであるジーシーが、創業者の「輸出こそ中小企業の生きる道」という方針のもと、その成長過程においてどのように海外進出やグローバル化対応を行ってきたか、筆者の実体験をもとにその取組みを紹介いたします。
また、1981年にジーシーが全社をあげて独自に整えた品質保証体制であるGQC(GC’s Quality Control)の導入についても紹介します。GQCとは、外部に対しては、顧客に満足を与える品質保証であり、社内的には次工程に対する真のサービスであり、目的を持った集団が行動するときの、ものの考え方、取り組み方の基本姿勢です。
加えて、GQCを基に取組んできたQCサークル活動をGQM (GC’s Quality Management)という新たな時代の経営における核となる活動へと変革した経緯についても述べています。GQMは、1995年から導入された“Vision経営”の要となっています。
ジーシーでの「真のグロ一バル企業を目指す 5段階の歩み」のハイライトも掲載しています。「真のグロ一バル企業を目指す 5段階の歩み」は、①輸出中心段階、②現地化段階、③国際化段階、④多国籍化段階、⑤マルチナショナル化段階の5段階から成ります。本書ではそのプロセスごとの要点を記し、グローバル化の歩みを整理しています。
今後、海外進出を考えておられる組織の方や、品質経営についてもっと学びたいという方にも参考となる一冊です。
~JSQC選書とは~
「新・質の時代」における新たな品質論を各界に展開し広く啓蒙していくことを目的とし、普及啓蒙活動や推進運動の一つの形態とするシリーズ書籍です。広い層の知識人に対して品質の意味・意義を説くために、興味ある時事をとらえつつ、品質にかかわる基本的概念・方法を説明
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