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日本だけで書籍・文庫合わせ400万部以上、世界中で700万部を超える世紀のベストセラーとなった『神々の指紋』から25年。四半世紀に及ぶグラハム・ハンコックの「失われた人類史」への探求の「最終回答」がここに──。
人類のアメリカ大陸到達は1万3000年前だった──。
こうした人類史の「常識」が相次ぐ新発見や最新研究により覆され、実は13万年前から人類が南北アメリカ大陸に存在したことが明らかになってきている。しかし、そこにはさらに驚くべき真実が眠っていた!
南北アメリカ大陸から、旧世界(ユーラシア大陸)やオーストララシア(オーストラリアからニューギニアにかけての領域まで、大洋を渡って広がった先史文明。その存在を指し示す数々の遺跡が次々と発見されている。
さらに、そこまで繁栄した先史文明を一瞬で焼き尽くし、破壊した恐るべき「天からの災厄」の痕跡や、かろうじて生き延びた人々が我々の先祖に伝えた伝承が、遥か遠く離れたエジプトと北米大陸で伝えられていた!
数々の「動かぬ証拠」を繋ぎ合わせていった先に、ハンコックが見出した失われた壮大な人類文明の実像とは──、まるで上質なミステリー小説のように、次々と謎が解き明かされていく様は、まさにグラハム・ハンコックの総決算ともいうべき傑作!
下巻では、失われた人類史探求の旅は再び北米大陸へ。ミシシッピ川流域を中心に無数に点在する墳丘(マウンド)群に秘められた、先史文明からのメッセージを読み解くことに。しかし、その旅の途次、ハンコックは急病に倒れ48時間以上に及ぶ昏睡状態に陥ってしまう!
だが、生死の境を彷徨う中でも、旺盛な彼の探求心は止むことはなかった。その体験から却って、生と死を司る天文学的モチーフや、「死者の領域」という概念が、距離的にも歴史的にも遥か遠く離れた、古代エジプトとアメリカ先住民の神話や伝承に驚くほど共通していることを見出す。そして、古代エジプトとアメリカ先住民にこうした概念や思想を伝えた、謎の存在に迫ってゆく──。
第7部からは、いよいよ探求の旅も大詰め。世界各地に幾何学や天文学、「死者の領域」といった思想、言い換えれば「ミーム(文化的遺伝子)」を遺した、高度に発展した謎の文明が、なぜ、滅んでしまったのか、そして、なぜ彼らはこうしたミームを遺さざるを得なかったのかについて探求を進めてゆく。地球科学や古生物学、彗星研究グループなど数多くの研究者に取材を重ね、それは約1万2800年前に地球に降り注いだヤンガードリアス彗星が引き起こした、地球規模の大災害にあったと突き止める。
しかも最終章では、この大災厄を引き起こした“彗星の巣”が、再び地球に迫っている可能性を示唆し、ハンコックは警告する。アメリカ先住民をはじめ、世界各地の伝承に遺された「破滅の予告」を避けるために、我々がいまこそ変わるべき時ではないかと。
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