孔子廟と儒教

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出版社
東方書店
著者名
黄進興 , 中純夫
価格
5,500円(本体5,000円+税)
発行年月
2020年11月
判型
A5
ISBN
9784497220172

黄進興氏が自ら厳選した孔子廟研究に関する14編の論考を「黄進興著作選集」として、二冊に分けて刊行。これらの論考は、儒教の宗教としての特質を歴史的に儒教が果たしてきた役割に即して解明し、国家宗教としての儒教の本質を明らかにし、孔子廟を政治と宗教とが交わる重要な場としてとらえ、孔子廟従祀制度の変遷に沿って、中国思想史の展開を跡づけている。
『黄進興著作選集』の第一冊にあたる本書『孔子廟と儒教』は、孔子の末裔たちが私的に行う孔子祭祀が、国家の祭祀系統に組み込まれていく過程や、儒家の道統に対する価値基準の変遷などを分析することにより、儒教史・儒学史の変遷を映し出す。更に、他の宗教(キリスト教・仏教・イスラム教)との比較により、儒教の宗教としての特徴を導きだしている。

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