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〈その木々は緑〉や〈たましいのスケジュール〉など、これまで多くの魅力的な作品を生み出してきた覚和歌子×横山潤子による同声(女声)合唱曲集。2つの小学校合唱団(川崎市立坂戸小学校合唱団/日野市立七生緑小学校合唱団)が詩と曲それぞれを委嘱し、コンクールの自由曲として初演した3つの曲に、今回の刊行にあたり、同声(女声)版に書き下ろされた〈アプローズ〉が加わり、人生を彩る4つの曲がまとまり刊行となった。何気ない日常の風景とともに、感性を広げながら成長していく子どもたちを題材に、生きることの輝きを鮮やかに歌い上げる、光の物語が出来上がった。ちょっとした振り付けなどをつけて、思い思いの表現を楽しんでほしい作品である。それぞれの曲がユニークで魅力的なので、抜粋の演奏でも十分に効果を発揮する。初演は小学校の合唱団だったが、中学生やおかあさんコーラスなど、歌を友に人生を謳歌する全世代に歌ってほしい曲集だ。
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