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1942年、イタリア・ミラノ生まれ。20世紀後半~現代のピアノ界を代表する巨匠、マウリツィオ・ポリーニのすべてがわかるムック。
1960年「ショパン・コンクール」の優勝者。審査委員長だったルービンシュタインをして「ここにいる審査員の誰よりも巧い」と言わしめた。その後8年間、公の場から姿を消し、ミケランジェリのもとなどでさらなる研鑽を積んだ。復帰後の活躍ぶりは、ファンによく知られている。
1974年に初来日。その後も数年に一度のペースで来日。95年、東京で開催された「ブーレーズ・フェスティヴァル」では、20世紀のピアノ作品で構成された初日のリサイタルで大成功を収めた。2002年、2018年には、自らがプロデュースする大規模なフェスティヴァル「ポリーニ・プロジェクト」を東京で開催。〝弾き振り〟も披露した。数々の名盤をドイツ・グラモフォンからリリース。最近の話題は、39年の歳月をかけて完成させた「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」だが、さらに2020年春、ドイツ・グラモフォン(発売:ユニバーサル・ミュージック)からリリースされたCD「ベートーヴェン 後期3大ソナタ」の新録音は、メガストア系のクラシック部門の売り上げランキングで連続1位獲得するなど、その人気は衰えない。
その歩みを振り返りながら、氏が「音楽の友」「レコード芸術」誌に語ったこと、芸術、人となり、録音などを紹介しながら、現代きってのピアニストの全貌を多角的に紹介する。
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