鬼ヶ島戦記

鬼ヶ島戦記

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出版社
風詠社
著者名
最上終
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2020年11月
判型
四六判
ISBN
9784434281242

その島は、冬には気温が氷点下にまで下がるため、およそ人が住むには適さない。南東エリアは大きく3つに分けられ港から一帯が工業エリア、反対側のヘリポートには輸送機や戦闘機、補給物資が積み込まれた幾つものコンテナが並んでいる。海面に背を向けた、くの字型の大きな建物が居住区エリア「モイドム」。子供達は8歳になるとここへ入居し、戦争の厳しさ、武術、殺人術を身体に刻み込まれる。訓練は厳しく、約半数が命を落とす。全課程を修了した者のみが、晴れて兵士となり「青軍」と呼ばれる。その名の由来は諸説あるものの、敵の兵士達が赤を身に纏い「赤軍」と呼ばれることに対し、心身の興奮を鎮め、感情を抑え渾沌を鎮める「青色」を象徴しているからとも言われている。そして、彼らは戦争という終わりのない地獄の日々へと突入していく。

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