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明治期の委員会訳聖書(元訳)は聖典の翻訳であるとともに西洋文学の紹介という側面を持っていた。「雅ともつかず俗ともつかず、一種特異の文章」で紹介された聖書の内容は日本文学に大きな影響を与え、その文章は近代的文体の基となった。聖書の日本語訳で今も輝きを放っているのは文語訳であり、聖句は文語の形で日本語の中に生きている。本書は明治の文語訳聖書がどのように成立したかを具体的な分析を通して明らかにする。
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