ベストセラー『ファンベース』著者の佐藤尚之(さとなお、ファンベースカンパニー会長)と、ネスレ日本でコーヒーのオフィス向け定期宅配サービス「ネスカフェ アンバサダー」を大成功に導いた津田匡保(ファンベースカンパニー代表)の共著による待望の書。漫画と対談でファンベースの実践ポイントを解説します。
人口急減や超高齢化、超成熟市場といった消費環境の一大変化に加え、相次ぐ自然災害の発生などで「先が見えない時代」。あなたの会社や事業の逆境を支えてくれるのは、まだ見ぬ新規顧客ではなく、熱烈に愛してくれている「ファン」の存在です。
さとなおが提唱するファンベースとは、「自社のサービスやブランドを愛してくれるファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売り上げや事業価値を高める」考え方。ともすれば、顧客を囲い込む、無理に増やすといった発想に陥りがちな「ファンマーケティング」や「コミュニティービジネス」とは一線を画すものです。
みなさん、頭では理解したつもりでも、「実際どうやってファンベースを実践すれば良いのか分からない」というのが本音でしょう。それに100%応えるのが本書です。
本書では、さとなおによる漫画版ファンベース最新解説に加えて、ファンベースに試行錯誤しながら取り組んでいる「ファンベースなひとたち」の実践例を漫画と対談形式で紹介していきます。「中の人」はどんな思いで、どんな苦労を積み重ねながらファンと共に成長の道を歩んでいるのか――。漫画と対談で分かりやすくひも解いていきます。
ファンベースカンパニーで80社以上の企業プロジェクトに伴走してきた経験からブラッシュアップされた、最新の「実践ファンベース」をこの1冊で学べます。
楽しいファンベースの世界へ、ようこそ!
【本書のポイント】
◆最新のファンベース理論が漫画で学べる!「さとなお集中講義」
◆ファンベース実践10社の具体的な取り組みとポイントが漫画と対談で分かる!
◆ロングセラーブランド、ベンチャー企業、新規事業開発、地方企業・・・・・・
事業ステージ、タイプ別のファンベース事例からヒントが見つかる!
それはまだ顧客、ファンじゃない
◾️【ファンベースなひとたち(著者:佐藤尚之 津田匡保 漫画:おぐらなおみ)】
2020年11月10日出版
○トータルおすすめ度 4☆☆☆☆★
○大学生のおすすめ度 4☆☆☆☆★
・約300ページ
・使用時間:2時間
・自分の本書のペース:25ページ/10分
①おすすめ度(全体&大学生)と
②読むのにページあたりどれくらいかかったか
読書ペースを載せてみます(自分遅めです(*´∇`*))
少しでも参考になりましたら。
●紹介本文
『今の時代コアなファンが大事』
商売をやっている人なら、ひしひしと感じているし、よく耳にするので舵を切らねば、と思っているところだろう
昔から「パレートの法則」では売上の80%は20%の常連さんが作っていると言われたり
「ブランディング戦略」では、いかにファンになってもらい価値を認めてもらえるかに宣伝費を使うのがポイントと言われたり
オンラインサロンでは、「商品」よりも「商品やビジネスが出来る過程をファンと共有すること」の方が大事と言われたり
とにかく『ファン』はどんどん大事になっていく
ただ上記の例だと、上2つは、まだまだ『顧客』
『ファン』はまた違い、この本では
『企業やブランドなどが大切にしている価値を支持してくれる人』と表現している。
本書は『ファンベース』の考え方からコミニティをつくり、ついに会社(ファンベースカンパニー)を設立した著者・佐藤尚之さん、津田匡保さんが
ファンベースにいろいろな活動をしてきた企業10社を紹介する。
半分は漫画、半分はインタビュー記事になっていて読みやすい、漫画と記事はかなり被った内容なので、時間の無い方は漫画だけでも、1時間で読み切れます。
10社は有名企業もたくさん
・読売ジャイアンツ
・カゴメ
・レタスクラブ
・ネスカフェアンバサダー
・mineo
・ユーグレナ
・ADDress
・イケウチオーガニック
・スープストックトーキョー
・里山十帖
どれも会社人の「この想いでファンを大事にファンと一緒にやってきた」が伝わってきて、熱量のある内容でした。
自分の仕事も生活協同組合なので、まさに利用者の要望を聞き、ファンになってもらい、一緒につくりあげてこそなので、他の企業に負けてる場合じゃない、なんとかもっとファンベースな部分を伸ばしていきたいものです、頑張ろう
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