建設DX

建設DX

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出版社
日経BP
著者名
木村駿 , 日経アーキテクチュア
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2020年11月
判型
A5
ISBN
9784296107568

建設産業がコロナ後の世界で存在感を示すうえでDXは待ったなしだ
前作「建設テック革命」に続き、眠れる巨大産業の挑戦を描く

■主な内容
はじめに コロナ・ショックが迫る建設DX
2024年に迫る残業時間の上限規制、職人の大量離職などの課題を解決し、建設産業がさらなる飛躍を目指すには、DX(デジタルトランスフォーメーション)による生産性の向上や新規事業の創出が欠かせない。建設産業のデジタルシフトは、コロナ禍で加速しそうだ。

第1章 ゼネコン研究開発2.0
デジタルへの投資、スタートアップとの協業――。本業である建設事業の強化と、経営の新たな柱となる新規事業の創出を2大テーマに、ゼネコンの研究開発が活発化している。主要企業のオープンイノベーション戦略を徹底分析した。

第2章 リモートコンストラクション
アナログな建設現場を、デジタルで工場に変えよ――。施工管理はリモートで、作業はロボットで自動化する。そんなリモートコンストラクションの時代が見えてきた。

第3章 BIMこそが建設DXの基盤である
建設DXの基盤となるのが、3次元モデルに建物の属性情報をひも付けたBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)だ。建築・土木分野の最新動向を追った。

第4章 創造性を解き放つ建設3Dプリンター
デジタルな手法で設計した建物や橋を、そのまま現実空間につくり出すことができる建設3Dプリンター。建設業の生産性向上を妨げてきた「単品受注生産」の制約を取り払い、創造性を解き放つことができるか。海外の動向を中心に解説する。

第5章 モジュール化の世紀、舞台は現場から工場へ
建設産業の価値の源泉は「現場」から「工場」へ移る――。デジタルと相性の良いモジュール化・標準化の波が、建設市場に押し寄せつつある。建築や土木は「工業製品」にどこまで近づくのか。

第6章 「建設×AI」で単純作業を爆速化
一時のブームが落ち着き始めたAI。建設産業の先進的な企業は、設計や施工、維持管理など、様々な場面で活用を始めつつある。単純作業を爆速化する建設AIの実力に迫る。

第7章 建設テック系スタートアップ戦記
建設産業の「プラットフォーム」を巡る覇権争いが始まった。近年急増中の建設系スタートアップは、施工管理SaaSやマッチングアプリを展開しながら、プラットフォーマーの座を狙っている。

第8章 全てはスマートシティーにつながる
データドリブンな街づくり手法として注目されるスマートシティー。米グーグルや中国のアリババ集団、トヨタ自動車などの巨大企業が力を入れる領域だ。街づくりの専門家を自負してきた建設産業は、存在感を示せるか。

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