南朝研究の最前線

朝日文庫

南朝研究の最前線

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出版社
朝日新聞出版
著者名
日本史史料研究会 , 呉座勇一
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2020年11月
判型
文庫
ISBN
9784022620347

近年、急速に進展した研究から、〈建武政権・南朝は武士を優遇していた〉、〈室町幕府は「南朝の合体」以後も南朝の影に怯え続けた〉など様々なことがわかってきた。一次史料を駆使し、南朝=特異で非現実的な政権という定説を覆す。【目次より】はじめに――建武政権・南朝の実像を見極める第1部 建武政権とは何だったのか1 朝廷は、後醍醐以前から改革に積極的だった!2 「建武の新政」は、反動的なのか、進歩的なのか?3 建武政権を支えた旧幕府の武家官僚たち4 足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか?第2部 南朝に仕えた武将たち5 鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族6 新田義貞は、足利尊氏と並ぶ「源家嫡流」だったのか?7 北畠親房は、保守的な人物だったのか?8 楠木正成は、本当に〈異端の武士〉だったのか?第3部 建武政権・南朝の政策と人材9 建武政権と南朝は、武士に冷淡だったのか?10 文書行政からみた〈南朝の忠臣〉は誰か?11 後醍醐は、本当に〈異形〉の天皇だったのか?第4部 南朝のその後12 鎌倉府と「南朝方」の対立関係は、本当にあったのか?13 「征西将軍府」は、独立王国を目指していたのか?14 「後南朝」の再興運動を利用した勢力とは?15 戦前の南北朝時代研究と皇国史観

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