水圏生物タンパク質の性状解析の進展は、水圏生物の生命現象を分子レベルで説明可能とするだけでなく、水圏生物タンパク質のより合理的で高度な利用方法の開発や、新たな基礎・応用研究の展開にもつながる。多様な水圏生物タンパク質の研究の現状を、新しい研究手法や解析手法とともに網羅的に解説する。筋肉タンパク質、特異な機能タンパク質、特異な酵素の3 部に分け、巻末に初学者向けの基礎編も設けた。水圏生物の生命現象を支えるタンパク質には陸上生物には見られないものも多く、水産学や環境学との応用研究を1冊に凝縮させた。オールカラーなので、複雑なタンパク質の立体構造や解析結果などを理解するうえで教科書としても最適。
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