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芸人・ミュージシャン・俳優・文筆家と、数々のジャンルを“越境”しながら活動を続けるマキタスポーツによる、渾身のセルフマネジメント論にして、10年分の評論集。
2018年に刊行された著書『越境芸人』の増補版として、アフターコロナにおけるエンターテインメントのあり方、表現の主体性と客観性、そして個人に求められるニューモードについてなど、新たな提言を書き下ろした新作コラムを追加。
さらに、アイドル・歌手・俳優など、あらゆる分野でトップに立ち、近年は演劇の公演や映画のプロデュースを手がけ、表舞台と裏方を行き来する“越境”のスペシャリスト、小泉今日子との特別対談を巻末に収録。
業界を飛び越え、ジャンルを横断するなかで見えてきた、定住しないからこそできること。いまや誰もが生き方の“編集”を求められる一億総表現者時代。セルフマネジメントだけが身を助ける自己責任社会。そんな時代と社会を生き抜くための、マキタ式“第三の思考法”であり、斜め上の日本人論。考えない勇気を持て。頑張るな、負けろ! とどまるな、越境しろ!
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