直情的、?つき、無知、ナルシシストなど、トランプほど大統領にそぐわない資質を持った大統領はこれまでいなかった。多くのメディアが、アメリカ精神医学界の権威である著者に、トランプは精神疾患を患っているのではないかと問いかけてきた。しかし著者は言う。彼は精神を病んではいるわけではない。病んでいるのは、彼のような人間を大統領に選んだアメリカ社会の方である、と。
トランプを「クレイジー」だと批判し、すべての困難をトランプのせいにすることはたやすい。しかし、それではこの病んだ社会に潜む狂気に立ち向かえなくなってしまう。アメリカ社会が正気を取り戻すためには、どうすればよいのか? 著者は、トランプの妄想によって引き起こされた人類存続の危機に対処する方法を一つひとつ紐解き、提示してゆく。
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