認知行動療法における治療関係

認知行動療法における治療関係

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出版社
北大路書房
著者名
スターリング・ムーリー , アンナ・ラベンダー , 鈴木伸一(臨床心理学)
価格
3,740円(本体3,400円+税)
発行年月
2020年10月
判型
A5
ISBN
9784762831317

CBTのセラピストにとり,これまで治療関係に対する意識は,他の技能的側面の習得と比べて明らかに低かった。本書では,効果的なセラピーの中核的条件を整理し,セラピストの温かさ,誠実さ,共感性や前向きな姿勢が治療成績に与える様相を詳説。また全体を通じ実際のケースを提示,臨床場面でいかに対応すべきかを示す。

【主な目次】

イントロダクション

●PART 1:認知行動療法における治療関係の基本構成要素

 第1章 治療関係の構築:セラピストの特性と変容

 第2章 治療同盟:協働関係構築と課題への対応

 第3章 対人関係スキーマ:CBTにおける転移と逆転移の理解

●PART 2:特定の疾患や問題における治療関係

 第4章 うつ病

 第5章 全般不安症

 第6章 パニック症,限局性恐怖症,広場恐怖症,社交不安症

 第7章 強迫症および醜形恐怖症

 第8章 医学的に説明のつかない身体症状

 第9章 心的外傷後ストレス障害

 第10章 精神病性障害

 第11章 摂食障害

 第12章 身体疾患と緩和ケア

 第13章 パーソナリティ障害

●PART 3:異なるクライエント集団における治療関係

 第14章 若者への認知行動療法

 第15章 高齢者

 第16章 治療関係の中における文化差の問題

●PART 4:支援方法の違いによる治療関係

 第17章 グループCBT

 第18章 カップルセラピー

 第19章 スーパービジョンと治療関係

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