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スーパー爺さん捕縛! ところが悪徳家老は、平身低頭。一体なぜ?
貧乏旗本と居候のご隠居が、売り言葉買い言葉の大喧嘩。
正義の幸せ伝道師二人は…。
旗本の所領で疫病が流行り、二人は房州へ向かうが……。
「とんだ貧乏神だった……暇を出す。出てけ」「拾ってやった野良犬くらいにしか……ありがたくお暇を頂きます」
─何でもござれの居候スーパー爺さん吉右衛門は、貧乏人への「施しが命」の旗本高山和馬と大喧嘩。
そんな折、和馬の知行地で疫病が流行り始める。吉右衛門も主人を追い房州に行くが、佐倉藩に因われてしまう。
ところが、藩の家老はその顔を見て平身低頭! なぜ?
◆ 著者について
井川香四郎 いかわ・こうしろう
1957年、愛媛県生まれ。主なシリーズに「とっくり官兵衛酔夢剣」「蔦屋でござる」(二見時代小説文庫)、
「くらがり同心裁許帳」「ふろしき同心御用帳」「おっとり聖四郎事件控」「うだつ屋智右衛門縁起帳」(光文社文庫)、
「暴れ旗本八代目」「洗い屋十兵衛影裁き」(徳間文庫)、「梟与力吟味帳」「飯盛り侍」「御三家が斬る!」(講談社文庫)、
「樽屋三四郎言上帳」「寅右衛門どの江戸日記」(文春文庫)、「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎文庫)、
「金四郎はぐれ行状記」(双葉文庫)、「かもねぎ神主禊ぎ帳」「暴れん坊将軍」(角川文庫)、
「刀剣目利き・神楽坂咲花堂」「幕末繁盛記・てっぺん」(祥伝社文庫)、
「もんなか紋三捕物帳」(徳間文庫、双葉文庫、実業之日本社文庫、光文社文庫)など多数。
他に、『別子太平記』『島津三国志』(徳間書店)がある。
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