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王権、民という二つの観点から文学をとらえる試み
王権と民、対照的な存在であるが、文学はこの二つの世界を行き来しながら展開していく。民の文学を吸収して王権が文学を作り、その文学が民に影響を与える。八世紀の文学は王権と民の間を循環しながら展開する。
よって本書では、記紀の分析を通して王権の論理を、万葉集の分析を通して民の生き様を考察する。そのことによって、律令始動期という特殊な状況下で成立した八世紀の文学の在り方について考えてみたい。
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