日本を壊した霞が関の弱い人たち

日本を壊した霞が関の弱い人たち

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出版社
集英社
著者名
古賀茂明
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2020年10月
判型
四六判
ISBN
9784087900200

"霞が関が変わらない限り、腐敗政治は菅政権でも続く!

なぜ「官邸官僚」発案のコロナ対策は失敗したのか?
なぜ官僚は政治家に忖度するのか?
なぜ官僚は公文書を隠したがるのか?
近年ますます注目される官僚の仕事ぶり。
でも、彼らの言動には山ほどの「?」がつきます。
安倍政権で生まれ、菅政権に引き継がれた官僚の新しい生態を、元経産官僚の著者が多角的に解き明かします。
また、「経産省解体」など著者独自の省庁再編論も展開。
希代の改革派による、わかりやすくて新しい「官僚のトリセツ」です。

◆本書の内容
第1章 コロナと官僚
●初動ミスの原因は「日の丸信仰」?/●「アベノマスク」大失敗の理由
●“官僚任せ""が招いた「10万円一律給付」のグダグダ など
第2章 官僚とは何か
●官僚“性弱説""●天下り“闇""ルートは今も健在●急増する「凡人型」官僚 など
第3章 官僚と政治家
●官僚たちの「逆忖度」/●内閣人事局はフル稼働させるべき●財務省が政治家に強いわけ など
第4章 官僚主導、官邸主導、独裁
●安倍前総理が求めた「自分のための官僚機構」●菅政権で官僚組織の再生はできるのか など
第5章 森友と加計 忖度への報酬とその犠牲者
●なぜ今、「森友」と「加計」なのか?●赤木俊夫さんが「殺された」と考えるわけ
●「官僚の会話」佐川理財局長と総理秘書官 など
第6章 官僚とマスコミ 官僚に使われる記者クラブのサラリーマンたち
●アメとムチを使い分けてマスコミを操作する官僚
●「政府の言うことも信用してあげないと」と言った若手記者 など
第7章 官僚と公文書
●官僚の公文書公開に関する「6つの原則」●「率直な意見交換」という名の「とんでもない悪巧み」
●情報公開が国民の生命を守る など
第8章 経産省解体論 ポストコロナに向けた緊急提言
●経産省の産業部門と農水省の合体で「産業省」を創設せよ●「DX省」創設を急げ
●グリーンリカバリーのための資源エネルギー庁解体 など

◆著者略歴◆
古賀 茂明(こが しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。東大法学部卒。 元経済産業省の官僚。
産業再生機構執行役員、内閣審議官など改革派官僚として活躍したが、当時の民主党政権と対立し2011 年に退官。
テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーター、大阪府市統合本部特別顧問など政策アドバイザーとして活躍。
著書に「日本中枢の崩壊」(講談社)、「官僚の責任」(PHP新書)、「国家の暴走 安倍政権の世論操作術」(角川新書)など。

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