「まろは、いかで死なばや」。亡き大君を思うあまり、妹の中君に思いを寄せる薫。そこへ大君に瓜二つの異母妹・浮舟が出現する。浮舟を宇治に迎える薫と、薫の想い人と知りながら強引に割り込む匂宮、それぞれの求愛。二人の板挟みに耐えかねた浮舟は、ついに宇治川への入水を決意する──。早蕨から浮舟の四帖を収録。
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