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▼誰が、何が、どう、変わったのか?
ヘイトスピーチ、排外主義運動の顕在化、
日本会議の台頭、改憲潮流、
ネットに溢れかえる右派的言説――。
はたして本当に、日本は「右傾化」したのか。
個々の政権の消長を超えた次元で、
日本社会全体の構造変化のなかで捉える。
日本は「右傾化」しているのか。
概していえば、社会全体の有権者レベルの調査では、顕著な「右傾化」はみられない。しかし、政党や宗教団体など特定の対象のレベル、あるいは報道のレベルでは「右傾化」が指摘されることが多い。政治家などの右派的言動も目立つ。
本書は、このような一見すると矛盾した現状について、学際的な知見を集め、①意識、②メディア・組織・思想、③政治という三つの視角から、「右傾化」の実態を徹底検証する。
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