日米安保と砂川判決の黒い霧

日米安保と砂川判決の黒い霧

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出版社
彩流社
著者名
吉田敏浩
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年10月
判型
四六判
ISBN
9784779126970

日米安保史上、最も重要な砂川事件裁判(1959年)。



その波紋は、いまなお広がっている!



米軍基地拡張に反対した砂川闘争をめぐる事件の裁判では、

最高裁長官が判決前にアメリカ大使に情報漏洩するなど、

アメリカ側との秘密の接触があり、不透明で不公正だった。

その事実は米解禁秘密文書が暴露している。時代が下り、

砂川事件元被告たちは情報公開と再審を求め、国家賠償請求訴訟

をも起こした。当時の安倍政権は専守防衛の原則を破る

集団的自衛権の行使を解禁し、安保法制を強行成立させる際、

正当化のために砂川最高裁判決を利用しているのであった。

本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。



話題になった『「日米合同委員会」の研究』(2016年、創元社、

日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞)の著者による最新刊!

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