サイバーナイフによる定位放射線治療シリーズの第7弾!
本書は、脳、頭蓋骨、頭蓋底、脊椎の各部位の転移性がん病巣の治療において、比較的がん転移のサイズ、体積が大きく、従来は手術での治療が必要と考えられてきた病変について、サイバーナイフによる治療例を取り上げています。
定位放射線治療は、サイバーナイフの開発により、動態追尾、画像誘導の方法が考案、採用されたことで、治療できる部位は、脳から頭頸部、体幹部全体に拡がりました。治療は可能な限り病変を正確にとらえ、周辺の温存すべき正常組織を守りつつ、丁寧に分割して行うものです。そして「画像上確認できないものは予防的に照射しない」すなわち、予防的な治療に配慮しないという原則に沿って実行されています。
本書は、定位放射線治療によるがん治療が“道具”の工夫と開発により脳転移の治療から、次第に頭蓋骨、頭蓋底、脊椎のがん転移へと応用されていることに興味を持たれた方々の、理解を助ける材料となることを目指しています。
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