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第二次世界大戦後、日本画の発展のうえでも重要な役割を担うものとなった歌舞伎。
本書では、日本画と歌舞伎の関わり、そして戦後日本において文化の発展に寄与し、大きな功績を残した巨匠たちの芸術という、後世に残すべき日本の美を紹介します。
戦後、歌舞伎座復興改築(1951年)と旧明治座復興改築(1958年)に携わった建築家吉田五十八の提案により、両劇場内には近代日本美術の巨匠たちによる名画が一堂に掲げられました。
それらは「幕間の美術館」として知られ、両劇場において美と情緒の象徴として重要な役割を担ってきました。
いまでもそれらの名画は掲げられており、観劇に訪れた人々の目を楽しませています。
とくに、東山魁夷をはじめとして、山口蓬春、橋本明治と歌舞伎のつながりは深く、親交のあった女形・六世中村歌右衛門の衣裳(打掛)への揮毫、筋書の表紙原画、緞帳原画を手がけました。
また、橋本明治による舞台装飾や衣裳についての美術監修資料を初公開。
こうした日本画家と歌舞伎のつながりだけでなく、80点にも及ぶ歌舞伎座、明治座の日本美術コレクションも紹介します。
松竹の全面協力によって美の競演ともいえる両劇場の美術コレクションが初めて紹介される貴重な一冊。
本書は、市川市東山魁夷記念館が開館15周年を記念して開催する展覧会に併せて刊行される作品集です。
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