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―わたしはもう 死んでいるのか
それとも死のあいだを 漂っているのか
性のない子が、いっせいに
目を閉じて
剥きだしの
「銀杏の梢、揺れて 夕かげ/斜かいに流れて/残月/うすい幼魚のかげ/白雲母と水の層のあいだで、//泣いている/泣いている」(「白雲母」)。
無性の子たちの声なき声がそこここから響いてくる。『白緑』から8年ぶりの新詩集。装幀=川本要
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