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この「森」で僕は今、それが必ずしも血路ではない「寄り道」に、架空のヒトヒトふたり(「師弟」)をあらためて投影しようとしている。(「残滓から」)
ぼうけんの足跡
閉ざされた冬の、コトバの森。方位なき地形をめぐり、生きものたちは「詩」と邂逅する―。今世紀の詩の杣道を、群をぬく光速言語で切り拓いてきた詩才が、未知の詩行のピークへ、真正の自由を賭けて実践してゆく。新境地をあらわす、著者はじめての神話詩篇!装幀=菊地信義
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