診断事例で学ぶ経営に役立つQMSのつくり方

診断事例で学ぶ経営に役立つQMSのつくり方

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
日本規格協会
著者名
小林久貴
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2020年10月
判型
A5
ISBN
9784542306875

ISO 9001認証制度が始まって以来、多くの組織が認証を取得しています。しかし、効果的にQMSが運用され、よりよいパフォーマンスが得られている組織はわずかです。 本来QMSは経営に役立つはずですが、ISO 9001要求事項に適合さえしていればよいという認識が、筆者の携わる認証審査やコンサルティング、研修の場で数多く見受けられます。これは、QMSの目的をもたないまま認証取得した結果、経営に役立たない「ムダ」(=無駄+弱点・欠点・形骸化)が組織の中に増えてしまっているからです。

本書は、この「ムダ」が組織に潜んでいるかどうか自覚し、改善へとつなげることを目的としています。この目的のために、本書では、実例を取り上げて、その症状と診断結果、対策方法、予防策を示しています。具体的な実例をもとにしているので、あなたの組織に潜む「ムダ」もイメージしやすくなっています。

特に、予防策では、ISO 9002(JIS Q 9002)などの規格や『2015年改訂対応 小規模事業者のためのISO 9001 何をなすべきか―ISO/TC 176からの助言』の類書から対応事例を紹介し、QMS の維持・向上のために必要な考え方について言及しています。 「ムダ」を発見して、取り除き、より有効なQMSとなれば、よりよい結果が得られます。本書を通じて、形骸化してしまったQMSを経営に役立つQMSにつくり変えませんか。

本書の特長
第Ⅰ部では、組織に潜む「ムダ」を知り、「ムダ」との向き合い方を解説しています。
第Ⅱ部では、組織の診断事例をその“症状・診断結果・対策方法・予防策”で紹介し、規格や類書をもとに解説します。紹介する診断事例は、組織名を伏せ、業種も変えていますが、実話に基づいているので、リアリティのある内容になっています。
第Ⅲ部では、QMSの維持・向上や「ムダ」を予防するための参考情報として、産業における知恵の結晶とも言えるJIS、その中で特に、診断事例に関連する12のJISより、具体的な視点を紹介しています。ぜひ読んでいただきたい情報です。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top