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郷土・美夜古(みやこ)が生んだ偉人の事蹟と交流
村上仏山は福岡の幕末期の漢詩人・教育者。京都郡上稗田村(現行橋市)に出まれ,秋月の原古処・白圭采蘋に学び,福岡亀井塾の昭陽や肥前多久の草場佩川らと交わる。26歳にて郷里に私塾「水哉園」を設立,全国的にも知られて門弟三千人を超えるともいわれ,末松謙澄,吉田健作・学軒,安広伴一郎,杉山貞ら優れた人材を輩出した。
新発見の水哉園「席序」,義弟宛書簡など一次資料を駆使して郷土の偉人の事蹟と交流を辿り,併せて関係文献を総覧した,近代文学・教育史研究の成果。
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