この本を盗む者は

この本を盗む者は

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出版社
KADOKAWA
著者名
深緑野分
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年10月
判型
四六判
ISBN
9784041092699

2021年本屋大賞ノミネート作品
「キノベス!2021」第3位

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。

「呪われて、読む。そして書く――私たちは!」
森見登美彦氏 推薦!


※電子書籍版には特典として、カバーイラストコンペ応募作品のイラストギャラリーを収録しています。

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