地盤改良工法のひとつとして、昔ながらの土のう工法を改良して開発されたD・Box工法があります。
これは、D・Boxとよばれる砕石入りの袋体を軟弱地盤のうえに設置することで局所的な圧密作用をもたらし、地盤を強化する工法です。
地盤を強化する作用だけでなく、液状化対策・交通振動対策・地震対策・凍上対策としての効果も期待できることから、今後よりいっそう普及することが期待されています。
本書では、これらのD・Box工法の効果の解説から、設計・施工の手順、実際の施工例までをくわしく説明します。
液状化・地盤振動のリスクを軽減できる地盤改良法を探している方、重機も入れないような軟弱地盤への対策に困っている方、低コストで環境負荷の少ない工法を探している方などにはぜひ手にとっていただきたい1冊です。
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