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日本の中世社会において、茶はさまざまな場面で利用されてきた。
特に鎌倉の武家文化・宗教文化は、飲用のみならず、儀礼や贈答などさまざまな場において、茶との密接な関係を有してきたが、従来の研究では、禅宗とのかかわりが強調されることが多く、充分に考察がなされているとはいいがたい。
これら中世東国の茶の歴史をいまに伝える史料が『金沢文庫古文書』のなかに多数存在する。
同史料群より貴重史料三〇八通の翻刻と解説を行い、編年で配列、これまで見落とされてきた中世日本の茶をめぐる文化的広がりを明らかにする。
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