維新秘話・福岡

維新秘話・福岡

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出版社
花乱社
著者名
浦辺登
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年9月
判型
A5
ISBN
9784910038155

幕末・維新の事跡を福岡県内に尋ね歩き,多くの秘話・史跡を紹介

時代の激流に翻弄され,勤皇派・佐幕派ともに数多の有為な人物が命を落とした福岡の幕末・維新。これまであまり語られてこなかった維新期の福岡に光をあて,日本近代の黎明史を捉えなおす。

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幕末,太宰府は「維新の策源地」として諸国の志士が往来するところであった。薩長の間を取り持ち,五卿の移転,西郷隆盛らと長州征伐中止に持ち込んだ筑前勤皇党の志士たちの働きがなければ,明治維新はあり得ただろうか。「乙丑の獄」によって,筑前勤皇党は壊滅的な打撃を受け,そのおよそ2年後,大政奉還,王政復古,明治維新となる。すでに福岡藩は政権中枢からは佐幕派と見られ,取り残された──。

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