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「土を母に、火を父に生まれた野生児、
良二にこの本で久しぶりに会えた。」
──谷川俊太郎 氏・帯コメントより
鯉江良二は1938年、歴史ある窯業の地として知られる愛知県常滑市に生まれた。アルバイトにより右手指2本の第1関節を失うも、高校でやきものの基礎を学びタイル制作会社に入社、タイル製造などに関わった後に、陶芸の道に進む。現代日本陶芸展や朝日陶芸展に出品し入賞。71年に名古屋市の栄公園で自身の顔を型取ったマスクに砂を詰めて並べた作品「土に還る」を発表して陶芸界に新風を巻き起こしてからは、陶芸家・現代美術家として国内外でその名を広めた。90年代以降は、愛知県立芸術大学で教鞭を執る他、世界中でワークショップを開催するなど、積極的に学生の指導にもあたった。
本書は、ギャラリストとして鯉江と共に歩んできた梅田美津子(ギャラリー器館 店主)が、破天荒なその作陶生活を綴ったエッセイ。
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