取り寄せ不可
乙女は愛と夢を抱き、翼を広げた。
大富豪のかごの鳥にされるとも知らず。
葬儀の翌日、リーナは有名な富豪サルヴァトーレを海で見かけた。
シチリアの小さな村に住み、雀の涙ほどの給金で服を縫う中、
たまにアメリカから戻る彼を見ることは小さな楽しみだった。
だから、サルヴァトーレに手招きされて有頂天になり、
苦労ばかりの人生で一度だけ夢を見たくて純潔を捧げたのだ。
帰った彼女を待っていたのは、激怒した母と意に染まぬ結婚。
もう頼れるのは、昨夜一緒だった初恋の男性しかいない。
だがリーナが助けを求めても、サルヴァトーレは非情だった。
彼とアメリカへ行きたいなら、愛人にならないといけないの?
先の読めないロマンスを描くことに定評のあるスター作家S・ケンドリック。ヒロインは何度傷つけられても、ヒーローと過ごした一夜を運命と信じて愛を求めます。彼に“重荷”と思われているとも知らず……。彼女の純真な想いはヒーローに届くのでしょうか?
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