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出版社
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
著者名
アンドリュー・マカフィー , 小川敏子
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2020年9月
判型
四六判
ISBN
9784532176884

「経済が成長すれば資源の消費量が増えるに決まっている」
「資本主義と技術が進歩し、社会が豊かになれば、自然環境はダメージを受ける」
――産業革命以降、人間が繁栄すればするほど、地球を壊してしまうという予想が無批判に信じられてきた。

   * * *

 だが、実際にはどうであったのか。予想とはまったく逆のことが起きたのだ。
 資本主義は発展し続け、世界中に勢力を拡大し続けているが、同時にテクノロジーが資源を使わない方向に進歩した。
 人類はコンピュータ、インターネットを始めとして多様なデジタル技術を開発し、消費の脱物質化を実現させた。
 消費量はますます増加しているものの、地球から取り出す資源は減少している。デジタル技術の進歩により、物理的なモノがデジタルのビットに取って代わられた。かつて複数機器を必要とした作業は、いまやスマホ一つで事足りる。
 なぜ経済成長と資源の消費を切り離すことができたのか?
 脱物質化へと切り替えられたのはなぜか? 
 このすばらしい現象について、なぜそれが可能となったのかを解き明かし、どんな可能性を秘めているのかを記していこう。

   * * *

 テクノロジーの進歩、資本主義、市民の自覚、反応する政府――「希望の四騎士」が揃った先進国では、人間と自然の両方が、よりよい状況となりつつある。この先の人類が繁栄し続ける道がここにある。

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