着物の国のはてな

着物の国のはてな

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出版社
集英社
著者名
片野ゆか
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年9月
判型
四六判
ISBN
9784087861259

約束事だらけの「着物の国」。堅苦しいルール、いつ誰が決めたの?
特別なお出かけじゃなく、居酒屋や犬の散歩に着たっていいじゃない!
着物初心者のノンフィクション作家が、着物をとりまくモヤモヤを解き明かす。

◇もくじより抜粋
〈第1章 やっぱりキモノは遠かった!〉
★着物を着るとなぜ老けるのか?―鏡のなかに"親戚のおばちゃん"が/浴衣は似合うのに、なぜ着物はダメなのか
★似合う着物の見つけ方―着物の国は、粋VSはんなり/"極妻"に学ぶ、ハッとする着姿
★チャラい着物が大変身―アフリカ着物に呼ばれる/柄オン柄オン柄に脳がパニック
★手っ取り早く着慣れたい―知りたいのはモタモタしないコツ/愛犬と居酒屋へGO!
〈第2章 着物警察を撃退する方法〉
★着付けルールに王道はあるのか?―マウンティングが否定されない謎/正解はカッコイイ、カワイイでいい
★着物警察なんて、怖くない!―竹久夢二は最新モードの発信源/とうとう"女帝"登場!?
★あえて探した不動のルール今なら炎上?―飛鳥時代の美女たち/日本最古の着付けルール
〈第3章 なにかと不便で面倒なのだ〉
★半衿の真実―やる気を阻む針仕事/時短グッズの開発者を直撃
★補整なんてやりたくない―着物だって"寄せて""上げる"/裾よけは最強の骨盤矯正グッズ?
★なぜこんなに動きづらいのか―理想の着物は室町時代にあった!/町娘のカワイイ仕草に隠された秘密
★暑さ寒さも我慢の限界―汗だくで着物デビュー/冬は小物でほぼ解決
〈第4章 キモノ業界は謎ばかり〉
★無料着付け教室のナゾー人気女優のギャラはどこからくるのか
★着物の"格"は誰が決めたのか―フォーマルと距離を置け!/訪問着は三越百貨店の"発明品"だった
★着物の値段がわかりにくい―着物メーカーの中の人の話/未来型の着物購入スタイル
★リサイクル着物はお買い得なのかー広げた瞬間、塵になった着物/京都にお宝は、もはや幻想
〈第5章 このケッタイな衣服とのつきあい方〉
★恥ずかしくって着られない―ママ、時代劇の人がいる!
★なぜ額縁を背負うのか―お太鼓のデザインが理解不能
★着物マナーが謎すぎる―巨大よだれかけの正義/歌舞伎座のオンナ
★脱・仲居さんへの道―着物コーデ会をやってみた/「お姐さんビール!」に怯える
★センスアップはどこでする―日本史ガールズコレクションの舞台裏/歴史のなかにセンスあり
★自分で着るのがエライのかー覚えなくていい、忘れてもいい

◇著者・片野ゆか
1966年東京都生まれ。2005年『愛犬王 平岩米吉伝』で第12回小学館ノンフィクション大賞受賞。著書に『北里大学獣医学部 犬部!』『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い』『旅はワン連れ』『動物翻訳家』『平成犬バカ編集部』『竜之介先生、走る!』等多数。

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