自衛隊最強の部隊へ FTC対抗部隊編

自衛隊最強の部隊へ FTC対抗部隊編

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出版社
誠文堂新光社
著者名
二見龍
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年9月
判型
B6
ISBN
9784416620540

(まえがきより)
「本日、私は、FTC部隊および陸曹を代表し、FTC部隊以外には一度も渡したことのない門外不出のメダルを隊員の総意で渡しに参りました」
 富士トレーニングセンター(通称FTC)副隊長の挨拶が始まりました。この日は、東部方面混成団主催による有志によって開催された私の陸上自衛隊退官パーティーでした。北九州小倉に所在する第40普通科連隊時代の多くの同志や日本各地で苦楽を共にした仲間が集まりました。久し振りに会った仲間達と固い握手を交わし熱く語りあっていた時に、“サプライズゲスト”として登場しました。
 FTCの副隊長が話し始めた時、場内が一瞬で静かになりました。なぜなら、打倒FTCを掲げ、40連隊と激戦を繰り広げた敵部隊の副指揮官が話し始めたからです。
 張り詰めた空気の中、スピーチが始まりました。
 まず、なぜ退官パーティーに参加したかをゆっくりとした口調で話し始めました。10年の歳月が経ち、20回以上の人事異動を経て、当時のFTCの隊員がほぼ入れ替わってしまった今でも、FTC部隊と激戦を繰り広げた第40普通科連隊と連隊長について、語り継がれていることを、初めて聞きました。
 FTC副隊長は、現役や元FTCの隊員、特に陸曹の強い要望によりメダルの授与と当時の激戦の様子を語りに、富士から退官パーティーへ参加してくれたのです。

本書は、福岡県北九州市小倉に駐屯する第40普通科連隊が、無敗の富士トレーニングセンター対抗部隊との戦闘を描いた電子書籍『40連隊 VS FTC無敗部隊との闘い』を増補・再編集したものです。
どうしたら強くなれるのか…、その答えを求めて訓練に明け暮れた陸上自衛隊・第一線部隊の記録です。

■目次
第1章 ついにやってきた無敗の敵との戦い  
第2章 戦いは1年前から始まっていた  
第3章 緒戦における主導権の握り合い  
第4章 夜間の戦闘で引きずり回せ
第5章 ターゲティング炸裂 
第6章 戦機を運ぶ女神が忙しく動き回る  
第7章 強さを追求していく仲間達  

コラム1 連隊直轄斥候を失った代償 
コラム2 勝利の女神が近づいてくる戦い方
コラム3 ターゲティングの威力 
コラム4 突撃の真相 
コラム5 突撃訓練を行う必要はない

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