自閉症は津軽弁を話さない

角川ソフィア文庫

自閉症は津軽弁を話さない

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出版社
KADOKAWA
著者名
松本敏治
価格
1,078円(本体980円+税)
発行年月
2020年9月
判型
文庫
ISBN
9784044006204

【発売直後から話題】
★読売新聞 2020年10月18日「文庫新書欄」掲載
★J-CAST BOOKウォッチ 同10月21日「デイリーBOOKウォッチ」掲載
★朝日新聞 同10月24日「山田航が薦める文庫この新刊!」掲載
★honto ブックツリー 同10月30日「『言語』に興味をもっている人へ」(選:高野秀行氏)掲載
★ダ・ヴィンチニュース 同11月6日書評(文:いのうえゆきひろ氏)掲載
★毎日新聞 同11月7日「今週の本棚」(評:渡邊十絲子氏)掲載
★東京新聞 同11月14日「酒井順子さんの3冊の本棚」掲載
★北海道新聞 同11月14日著者インタビュー掲載
★要約サイト「フライヤー」 同12月16日掲載

「今日の健診でみた自閉症の子も、お母さんバリバリの津軽弁なのに、本人は津軽弁しゃべんないのさ」――津軽地域で乳幼児健診にかかわる妻が語った一言。「じゃあ、ちゃんと調べてやる」。こんなきっかけで始まった「自閉症と方言」研究は10年に及び、関係者を驚かせる結果をもたらすものとなった。方言の社会的機能を「意図」というキーワードで整理するなかで見えてきた、自閉症児のコミュニケーションの特異性に迫る。

【目次】
 発 端   
第1章 自閉症は津軽弁をしゃべんねっきゃ
第2章 北東北調査
第3章 全国調査
第4章 方言とは
第5章 解釈仮説の検証
第6章 方言の社会的機能説
第7章 ASD幼児の方言使用
第8章 ASDの言語的特徴と原因論
第9章 家族の真似とテレビの真似
第10章 ことばと社会的認知の関係
第11章 かず君の場合
第12章 社会的機能仮説再考
第13章 方言を話すASD
第14章 「行きます」 
第15章 コミュニケーションと意図
文庫版あとがきを新規収録

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