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『2021本格ミステリ・ベスト10』 第3位!
・「オーウェン・バーンズ」シリーズ第3弾は
連続・予告・不可能・見立て殺人!
・「探偵のなかの探偵、オーウェン・バーンズがお力添えに参りました」
殺人を芸術と嘯く美学者探偵が挑むのは、「世界七不思議」見立て殺人!
・【特別寄稿】時を越えた名探偵の共闘!
刊行を記念した芦辺拓氏によるトリビュート短編『解凍された密室』収録
ある灯台守は荒波に閉ざされ、密室と化した灯台で生きたまま焼かれた。
――「アレクサンドリア大灯台」
ある貴族は衆人環視下で、虚空から放たれたとしか思えない「女神の矢」に射抜かれた。
――「エフェソスのアルテミス宮殿」
警察に「世界七不思議」に見立てた犯行予告を送りつけ、次々とそれを成し遂げる謎の連続殺人鬼。捜査に乗り出した美学者探偵・オーウェン・バーンズのもとに、「私は犯人を知っている」との報せが届く。ある令嬢を巡っての恋敵であるふたりの青年が、互いを犯人だと名指ししたのだ。
令嬢はパーティの席上で、彼らに言い放ったという。「わたしを愛しているなら人を殺してみせて。美しき連続殺人を」。
不可能犯罪の巨匠ポール・アルテが贈る、絢爛たる「殺人芸術」!
刊行を記念した芦辺拓氏によるトリビュート短編「解凍された密室」も収録。
※短編小冊子「粘土の顔の男」付き。
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