刑法
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司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。
また本書は、近年の試験制度変更により、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。
★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。
◆特長1
法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。
◆特長2
試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。
◆特長3
重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。
◆特長4
最新の令和2年司法試験・論文式試験までの出題実績を踏まえ、令和3年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。
令和2年予備試験・論文式試験の出題実績を反映した「論文合格ナビ」は、TAC出版書籍販売サイト・サイバーブックストアの「(読者様限定)書籍連動ダウンロードサービス」にて、後日提供いたします。
◆特長5
論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。
【改訂内容】
*2020年8月1日現在で、2021年度司法試験・予備試験までに施行が確実な法改正に対応
*下記2点の判例を追加
・被害者が送付した荷物を名宛人になりすまして受け取った行為につき詐欺罪の故意及び共謀が認められるとされた事例①:最判平30.12.11=令元重判№1①
・被害者が送付した荷物を名宛人になりすまして受け取った行為につき詐欺罪の故意及び共謀が認められるとされた事例②:最判平30.12.14=令元重判№1②
*下記3点の論文マテリアルを追加
・死者の占有
・事後強盗罪の共犯
・殺意がある場合の240条の適用
*2020年8月実施の司法試験および予備試験・短答式試験の出題履歴を追加
*出題傾向にあわせて一部記載の見直し
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