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【書籍の特徴】
1994年に刊行された「プレス絞り加工―工程設計と型設計―」(塑性加工技術シリーズ13)の,26年ぶりの改訂版。旧版は,学会レベルで多くの学術的知見が得られている力学,材料学の部分と,従来学会ではあまりとり上げられていなかった型設計,工程設計,加工機械の特性といった現場的な技術を併せ持つ学術出版物であり,絞り加工の基礎から始まって,設計に至るまで,実際の技術内容をわかりやすく解説するという編集思想に基づいて出版された。今回の改訂版もその基本思想を継承しつつ,その後の技術の発展(国際標準化された材料試験法,各種軽量化材料,成形シミュレーション,ホットスタンピング,インクリメンタルフォーミング,最新の加工機械)を盛り込む形で編集された。さらに,新シリーズでは絞りと曲げを1冊にまとめて出版する方針となったことから,旧シリーズでは独立して刊行された「曲げ加工」から,力学解析や各種曲げ加工における材料の変形メカニズムに関する内容を大幅に組み入れた。本書の新規および改訂執筆された項目は以下のとおりである(〔 〕内は該当する章または節番号)。
〓 絞り・曲げ加工の歴史と役割〔1〕(新規)
〓 薄板の材料試験法および成形性評価試験法〔2.1~2.2〕(改訂)
〓 鋼板,アルミニウム合金,チタン合金,マグネシウム合金板の成形特性〔2.3〕(新規)
〓 板成形の力学〔2.4〕(新規)
〓 成形シミュレーション〔3.5〕〔4.4〕(新規)
〓 曲げ成形〔4.1~4.3〕(改訂)
〓 ホットスタンピング〔5〕(新規)
〓 インクリメンタルフォーミング〔6〕(新規)
〓 絞り曲げ成形機〔7〕(新規)
【読者へのメッセージ】
板材成形の基礎理論に始まり,金型設計のポイント,先進的加工機械のメカニズム,ホットスタンピング,インクリメンタルフォーミングなどの最先端の加工技術まで網羅し,かつプレス工程設計の最適化に必須な板材成形シミュレーションの最新理論も盛り込みました。高専生・大学生の皆さんの上級レベルの学習用として,またプレス加工の第1線で活躍されている技術者の皆様には基礎理論から最新加工技術の便覧として,幅広くご活用頂ければ幸いです。
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