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" 旧商法から会社法が独立制定されて、会社をつくる要件や手続きが簡素化されてから会社設立の件数は年々増えており、2017年度には13万2,000社が新たに生まれ(その約8割が株式会社)、その後も増え続けています。特に、ここ数年は、IT系を中心とした「ベンチャー企業」の誕生が盛んで、若く勢いがあり、成長性も高く、将来的には、IPO(株式上場)をめざす会社が多いのもベンチャー企業の特徴です。
IPOを狙うメリットは、まず何よりも上場することにより資金調達が円滑化・多様化できること、そして知名度と社会的信用力の向上によりさらなる飛躍が期待できることです。しかしIPOを実現するためには厳しい審査があり、特に経理・財務体制と労務コンプライアンス体制の構築は不可欠です。
本書は、書店にあふれる単なる会社設立の手続きを内容としたものではなく、上場をめざす“積極的な起業”を応援する本。会社設立の基礎知識はもちろんのこと、これまでの会社設立本にはない経営のポイントを初心者にもわかりやすく解説した実践的・具体的ですぐに役立つ設立ガイド本です!"
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