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イチゴは生産額ではトマトに次ぎ、文研調査では日本人の一番好きな果実(くだもの)。日本は生食の消費量は世界一。生産農家市場でもイチゴ品種の変化は激しいが、家庭菜園においても四季なり(春だけでなく秋まで収穫できる)品種の増加や、白やピンクなど色や甘さの多様化などバリエーションも増えた。本書は寒冷地向けを含む、一季なりと四季なりの家庭菜園向けに栽培しやすい品種の品種を多数紹介する。
イチゴのライフサイクルを理解して育てれば失敗なし。多年草でありながら、育ち方や増え方が独特な野菜。その特質を理解しながら、初心者でも家庭菜園で無理なく失敗なく収穫していける栽培管理を解説する。
年間の栽培方法を、土作り時期の9月から掲載し、一季なりと四季なりそれぞれの栽培カレンダーで作業適期を逃さない。 イチゴを守る病害虫対策やコンパニオンプランツなども充実。この章の執筆は『やさいの時間』テキスト連載を長年務め、番組にも出演の農学博士・根本久氏。
プランター栽培のメリットやノウハウも様々提案。市民農園など広さや栽培期間に制限がある場合の対処法など、家庭菜園の現実的な環境に応じた栽培方法を詳しく解説する。
著者はNHK「やさいの時間」のカリスマ講師、藤田智氏。この1冊で、畑でプランターで、無農薬で完熟が味わえる「家庭でイチゴ狩り体験」の実現を。
構成
1.家庭で育てるイチゴの魅力とライフサイクル<6p>
2.品種紹介 一季なり・四季なりなど家庭向け24品種<7p>
3.12か月栽培ナビ 毎月の管理作業を解説。<62p>
管理暦は「一季なり(春のみ収穫)」と「四季なり」とを分ける。管理暦も月別の栽培方法も、土作りを行う9月を開始としている。
・同じ月では、一季なりと四季なりで作業・管理が異なる場合は分けて明示。
・畑とプランターの作業・管理が異なる場合は分けて明示。
4.土作りの基本、プランターで育てるなど、栽培の前提となる基本事項を詳細に提示<1C/7p>
5.コンパニオンプランツや病害虫対策(農薬を使わずに病害虫から守る他の植物の取入れ方含む)<1C/6p>
イチゴの特性と魅力、生産市場など関連知識を集めたコラムを約30掲載。
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