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◆業績の向上、離職率の低下、社員満足の向上にもつなげられる
◆どんなテーマを取り上げたらいいかがわかる
◆コミュニケーションの時間が楽しくなる
ひところブームの様相を呈したコーチングは、上司から部下への一方的な指示・命令型の指導法に代わる新しい育成手法として活用されている一方でコーチングアレルギーも生み出し、「部下を甘やかすやり方だ」「上司側ばかりが我慢を強いられる」「上司からの質問攻めによる誘導法だ」「質問ばかりで意見を言わない上司は信頼できない」など、マネジャー、部下の双方から不満の声が聞かれます。その要因のひとつが、ティーチングとの対立概念として「教えない」「聞く」「質問する」点ばかりが強調されたことにあります。
これに対して「1on1」(ワンオンワン。1on1ミーティングともいわれます)は、「部下の成長を目的にした1対1のミーティング」であり、あくまで「部下のため」に行なわれます。必要に応じて上司からのアドバイスやティーチングも取り入れながら、場合によっては目標設定などは抜きにした会話がなされるなど、「対話の場」として活用されています。
本書では、コーチングや1on1に役に立つ対話の技術を磨き、その質を高めるためのヒントと、練習のためのエクササイズを20のレッスンにまとめました。新しいことを学び、これまでにない成果を生み出そうとするには、「正しい理解」と繰り返しの「練習」が欠かせません。上司の立場にある方は部下と一緒に「練習」するため、部下の立場にあっては1on1の時間を有意義に使い上司とのコミュニケーションをよりよいものにするため、本書の活用をお勧めします。
主な内容
第1章 まず、向かい合ってみる
自分自身を棚卸しする/自分自身と向かい合う/他者と向かい合う[アイコンタクト/自己開示と好奇心]
第2章 心から聴く、そして返す
アクティブリスニング[「聴いている」サインを送る/使っている言葉の意味を理解する/言葉以外のものを聴く、観る]/フィードバック[IメッセージとYouメッセージ]
第3章 問いかける
相手を理解するために問いかける/相手の視点を増やし、視野を広げる/行動変容を促す/共に考えるために問いを創る
第4章 伝える、振り返る
要望する/体験を伝える/メタ・コミュニケーション/アクノレッジメントと賞賛
第5章 実践する、そして分かち合う
「部下のための時間」を確保する/上司との対話を機能させる/「喉の小骨」を取る/「何」ではなく「だれ」から始める
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