本書は、国立国語研究所共同研究プロジェクト『日本語から生成文法理論へ―統語理論と言語獲得』の研究成果の一端を示すものであり、プロジェクト研究者による17編の論文を収録している。ラベル付けと言語間変異、統語知識の獲得、名詞句の構造と意味、省略現象の多様性、格表示と統語構造の5部から成る。それぞれの論文が、一般言語理論を発展させる契機となりうる日本語特有の現象を分析し、その理論的帰結を論じている。執筆者:斎藤衛、高野祐二、多田浩章、奥聡、村杉恵子、藤井友比呂、杉崎鉱司、瀧田健介、和泉悠、林晋太郎、高橋大厚、坂本祐太、齋藤広明、船越健志、宮本陽一、越智正男、猿渡翌加、岸本秀樹、髙橋真彦。
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