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戦国時代の合戦の裏では、本当に「忍者」が活躍していた!
これまでフィクションの中でしか考えられなかった戦国時代の忍者。
実像は闇に包まれ、江戸時代に書かれた軍記物や、忍術伝書から想像するしかなかった。
しかし、史料に断片的に残されていた、忍びにまつわる記述を丹念に読み解くことで、その驚きの実態が明らかとなった。
これまでの戦国合戦研究を覆す、気鋭の歴史学者による最新研究!
■各紙で絶賛の書評、続々掲載!
2020年10月2日 山梨日日新聞
2020年11月7日 日本経済新聞
2020年11月14日 信濃毎日新聞
2020年11月21日 朝日新聞 (評者・呉座勇一)
2020年12月4日 中日新聞夕刊 (評者・山田雄司)
2020年12月19日 毎日新聞 (評者・磯田道史)
■目次
はじめに
第1章 江戸時代における忍びの認識
1 忍びとはどのような人々であったか――『武家名目抄』
2 忍びのマニュアルと心構え――『軍法侍用集』
3 武田の軍記物に描かれた忍び――『甲陽軍鑑』
4 忍びの別称
第2章 戦国の忍びの登場
1 伊賀と甲賀
2 武田の透波、北条の風魔、伊達の黒脛巾
3 悪党と忍び
第3章 草、野臥、かまり
1 草、草調義
2 伏兵、伏勢、伏調儀
3 野臥、かまり
第4章 城の乗っ取り、放火、決死の諜報活動
1 城乗っ取りと忍び
2 忍びによる潜入と放火
3 目付の活動
第5章 戦国大名と忍び
1 中世の夜と忍びの世界
2 忍びの運命
3 足軽と忍び
おわりに――戦国の忍びとはどのような人々だったのか
あとがき
参考文献一覧
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