疫病vs神

中公新書ラクレ

疫病vs神

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出版社
中央公論新社
著者名
島田裕巳
価格
902円(本体820円+税)
発行年月
2020年9月
判型
新書
ISBN
9784121507006

日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。

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