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機能的脳画像法は,信号の統計学的処理法とその生理学的意義付けによる進歩の著しさ,多彩・多角的なモダリティーによる画像法の豊富さ,あらゆる領域の専門家の共同研究ラボによる研究成果など,世界,とりわけ欧米諸国の脳科学分野で爆発的に進歩している.
本書のテーマは,多くの脳機能画像研究者の関心を集める「痛み」の中で世界でも膨大な数を占める慢性疼痛の克服であり,発行意義は,①機能的脳画像法の原理から基本的な方法論を網羅,PET やNIRS など各種モダリティを広くカバーすることで,痛みの脳画像法研究を始めるのに最適な書となること,②これまで行われてきた痛みの脳画像研究を概観し,今後の重要なトピックスを探るための礎とする,③慢性疼痛の脳内メカニズムに関する最新治験と有力な仮説を広く共有し,日本における痛みの脳画像研究の発展を加速させることである.
脳神経科学研究者,慢性疼痛の治療に携わるすべての医療従事者にあすすめの1冊.
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