本書は、交通事故の損害算定実務に精通したベテラン実務家が、平成10年以降の素因に関連した裁判例1175件の素因内容を具体的に分析・検討し、素因法理の実態を探った実務解説書です。
裁判例を、頚部素因、腰部素因、上下肢の素因、眼・耳・脳・循環器などの体質的素因、うつ、統合失調症、神経症、心身症、解離性障害などの心因的要因、さらに素因減額否定例や因果関係否定例に分類し、素因項目ごとの最新分析を行っています。
また、それぞれの裁判例について、「自賠責認定・裁判所認定」、「減額率」、「素因の内容」、「裁判所の判断」を一覧表にし、大変見やすい構成になっております。
交通事故の損害算定を行う紛争担当者にとって指針となる、有益な一冊です。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。