心理的安全性のつくりかた

心理的安全性のつくりかた

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出版社
日本能率協会マネジメントセンター
著者名
石井遼介
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年9月
判型
四六判
ISBN
9784820728245

★大反響15万部突破!

★大手企業採用も多数!

★一番売れている心理的安全性の本!



受賞も続々! 

◎日本の人事部「HRアワード2021」書籍部門 優秀賞受賞!

◎「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」マネジメント部門賞受賞!

◎『週刊東洋経済』ベストブック2021特集「ビジネス書」ランキング 第2位



「組織に関わる人にはぜひ読んでもらいたい」「一歩踏み出す勇気が湧いてきた」「上司にプレゼントしたい」「自分も改めないといけない」

ーーそんな声を多数いただいています!



「個性を輝かせ、チームで学び成長する」

そんな現代のチームビルディングが、

あらゆる組織・コミュニティで実践できる1冊です。

いま組織・チームにおいて大注目の心理的安全性とは「何か」、
そして職場・チームで高めるにはどうしたら良いのか。

Googleのプロジェクトアリストテレスで、
チームにとっての重要性が一気に認知された「心理的安全性」。

本書ではその心理的安全性を理解し、心理的安全性の高い職場を再現できるよう、
そのアプローチについて日本の心理的安全性を研究してきた著者が解説します。

本書では心理的安全性が「ヌルい職場」ではなく、
健全な衝突を生み出す機能であることを解説し、
日本における心理的安全性の4因子
「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」を紹介します。

また、研究でわかった心理的安全なチームリーダーに必要な「心理的柔軟性」と、
4因子を活性化させるための行動分析によるフレームワークを解説。



本書によって曖昧に語られてきた心理的安全性が共通言語となり、
指標化とアプローチ方法によって具体的かつ効果的な高め方を導き出せます。

商品レビュー

評価
★★★★☆
公開日
2021年8月23日

自信それ自体は存在しない。いくつかの行動パターンに、自信というラベルを貼っているだけだ。

◾️【心理的安全性のつくりかた(著者:石井遼介)】
2020年9月10日出版

○トータルおすすめ度 4☆☆☆☆★
○大学生のおすすめ度 4☆☆☆☆★

・約330ページ
・使用時間:4時間
・自分の本書のペース:15ページ/10分

①おすすめ度(全体&大学生)と
②読むのにページあたりどれくらいかかったか
 読書ペースを載せてみます(自分遅めです(*´∇`*))
 少しでも参考になりましたら。

●紹介本文
 エイミーCエドモンドソンの論文『チームの心理的安全性』を元に、日本版のチームの心理的安全性もたくさん考えられて来ました。
 本書もその1つ
先週『恐れの無い組織ー心理的安全性(エドモンドソン)』を読みまして、類似本もと思い今週はこちらにチャレンジ
 "古典的原書"と"最新日本版"を読むと、概念の細かな面が3次元的に捉えれて良いですね。最近は読書ペースも安定してきたので、これから1つのテーマで色合いの違う複数本読んでみようかな、なんて

 さて『心理的安全性』とは
『組織やチーム全体の成果に向けた、率直な意見、素朴な質問、そして違和感の指摘が、いつでも、誰もが気兼ねなく言えること』
 本書の始めの方に、「こう言うと『ヌルい職場』と捉えられそうですが、違うんですよ」というフレーズがありましたが、まさに現代日本版のニュアンスでいいなと思いました。

 学生も組織と言わず『部活』『クラス』『家族』に置き換えて参考になります。

 本書ならではの良かった点が、
▪️日本組織ならではの心理的安全性に向けて大事な特徴ポイントとして、以下の4因子が挙げられること
①話しやすさ因子
②助け合い因子
③挑戦因子
④新奇歓迎因子
▪️変革の3段階として、変え易いもの⇄変えにくいものが、変え易い『行動・スキル』➡︎『関係性・カルチャー』➡︎『構造・環境』変えにくい、とされていて、変え易いものからどうアプローチしていくか(自分が動けば変わるものから)
 日本組織ならでは感と、エドモンドソン版と比べて、アカデミック内容だったものが、ハウツー実践内容が強くて差別化されたいたので、本書も読んで有意義な部分が多くなりました。

 エドモンド版が"組織"に主眼があったとすると、こちらは"あなた"がリーダーシップして『心理的安全性』をどうつくる?と主体的なスタンス
 日本人、特に現役世代には本書の方が"我がごと"になりオススメです。
 ただ全編通して『心理的安全性のある組織の概念を学ぶ項目』が少なく
『一般ビジネス論のリーダーシップ手法も使っての項目』が割合多かったので
 『心理的安全性のある組織』のことをしっかり学ぶならエドモンドソン版も読んで、いいとこ取りするのが良いですね。

 あと文がたまにロマンティックだったり柔らかい
▪️自信、やる気』など、心の中のことはブーケに例えられます。アイコタクトや良い姿勢は1本1本の花ですが、それを束ねてブーケにして"自信"と言う名前で読んでいます
▪️3つのパターンがある『言われた通り行動』『確かにそうやな行動』『そんな気してきた行動』
 著者のクセでしょうか

●好きなフレーズ
①自信それ自体は存在しない。いくつかの行動パターンに、自信というラベルを貼っているだけだ。

②白黒思考に陥っている時は『問い』を変えてみると、脱出できることがあります。白黒を弱め、むしろカラフルで多様な世界を生きていくことができます。

③ありがとうに理由をつける

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